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うつが治った

うつになりました。多分、治りました。その記録。

ストレッチをはじめて

ストレッチをはじめて、自分の体の不快感に気がついた。

いつのまに、こんなにあちこちが痛い状況になったんだろう。毎日の事で、慣れてしまっていただけで、自分の体はずっと前から悲鳴をあげていたのだ。

 

きっと、私は、人より痛みに鈍感なのだ。

人より少し丈夫にできていて、本当にダメになるまで、体と心を酷使してしまっただけなのだと気がついた。

 

今もストレッチは続けている。自分自身の状態と向き合い、病気の再発前に気がつくために。

 

 

 

 

うつをコントロールする17の習慣

うつをコントロールする17の習慣

 

 

 

 

体のかたさ

休職して、二ヶ月くらいたち、少し良くなってきた頃、ようやく自分が"うつ"である事を認識できるようになってきた。これは、ヒドイ事になっていると、気がついたのだ。

そんな中で、自分の体が、ガチガチに固まっていることに気がついた。 

 

全身が凝り固まっていたが、一番、緊張度が高かったのは、首。

耳の後ろから、鎖骨にかけての"胸鎖乳突筋"という筋肉がある。この部分は、常にコリを感じていて、気がつくと常に自分でマッサージをしていた。

 

次に辛かったのは、左の鎖骨脇。伸ばすと、ピキっとした鋭い痛みが走った。この部分は、原因不明の湿疹が、よく出来ていた。

 

うつが原因で、体がガチガチなのか、体の歪みが原因でうつになったのか?私には、分からないが、これは治さなくてはいけないと感じ、少しずつストレッチを始めた。

 

私がその頃、参考にした本は、この二つ。

 

"弱った体がよみがえる"というタイトルに惹かれた。その頃、姉妹本が発売されたからか本屋で平積みされていた。

なぜ、うつになったのか分からないけれど、少しずつ、全身のバランスが崩れしまった気がしていた。身体の根本から自分を元気にしたいと思った時に、とても良い本だと思う。

この中に載っている、cのポーズは、縮こまった体側にとても聞く。

 

弱った体がよみがえる 人体力学

弱った体がよみがえる 人体力学

 

 


さとう式リンパケアの本。

耳たぶをまわしたり、アイーンのポーズをしたり、体の緩め方がわかる。

テレビか何かで、作者の歯科医の先生が、肩こりケアの方法を話していて、興味をもった。 

首から肩にかけての緊張感をほぐすのにとても良い。

 

揉まない 押さない 引っ張らない 肩こりは10秒で治る

揉まない 押さない 引っ張らない 肩こりは10秒で治る

 

 

 

 


 

 

 

処方された薬

病院に通うようになって、薬を処方された。

  1. サインバルタ 抗うつ剤
  2. ワイパックス 安定剤
  3. レンドルミン  睡眠導入剤

 

ひどい時は、これに加えて、別の薬を飲んでいた。

結果的に、この三つの薬は、私の体には合っていたと思う。2ヶ月くらいたつと、薬と休養のおかげで、少しずつ体調が回復しはじめた。

 

先生を信頼して、それから薬を中断することなく、飲み続け、先生を調整通りに断薬した。今、現在は、一切飲んでいない。

 

うつのときに、薬が怖くて、勝手にやめる人もいると聞く。

薬との相性や先生との信頼関係によるので、他の人に薬を推奨はできないが、私は専門家の先生を信じて良かったと思う。

 

 

 

 

 

テレビと音楽と掃除

うつになって、テレビが見れなくなった。眩しすぎて、情報がおおすぎた。

音楽が聴けなくなった。うるさすぎた。

 

頭の流れに情報を入れるのが苦痛だった。

 

一番辛くなかったのは、掃除だ。体が起き上がっていれるようになってから、しばらく、家中の床を拭いたり、お風呂場を掃除したりが、一番、しっくりきた。

無心に床を磨きあげていると、心を穏やかに保つことができた。 

 

 

 


 

 

新・片づけ術「断捨離」

新・片づけ術「断捨離」

 
人生がときめく片づけの魔法

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頭の中の暴走

頭の自動操縦部分が暴走すると、その暴走が自然に止まるまで耐えるしかない。

バラバラになって自分が飛んでいってしまわないように、体と心をぎゅっとして、その時を待つしかない。

それは、ひどく孤独でツライ時間だ。

 

壊れた頭の回路の中で、ほんの少し残った自分自身を感じる部分=自我を保つために、私は頭の中で歌を歌っていた。

歌うことで、どこかに吹き飛んで行きそうな自分をその場に、なんとかつなぎとめた。

 

 

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)

 

 

 

休職前半(3)

うつになると、頭が回らない。うまく考えられない。

脳の電気回路に、電気が流れ過ぎて、回線がショートしたのかなと思った。

普通にできていることが、脳回路がイかれて、まともに動いてない感覚だ。

脳の仕組みは、わからないけれど、感覚としては

  1. 自分を認識したり考えたりする部分。自分自身そのもの。薄い膜のイメージ。
  2. 1以外の大半は、半自動操縦な部分。半分、習慣的に動いている。
  3. 2の部分は、1からの簡単な命令で動く。
  4. うつの時は、2の部分が暴走していて、コントロールがきかない。1があわてて、右往左往している感じ。

かろうじて、まともに残った1の部分で、そんな事を思っていた。

そして、2の部分が、更に暴走すると、ものすごく不快な気持ちになる。言葉では、言い表せない感覚だが、一番しっくりくる言葉をあげるなら、「絶望」だ。

うつの人は、自殺が多いと聞くけれど、この「絶望」の不快感から逃れたくて、スイッチを押すのかなと思う。

 

生理学 (カラーイラストで学ぶ 集中講義)

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休職前半(2)

最初のうちは、一週間に一回、病院に通院していた。

先生に、体調はどうですか?眠れるようになりましたか?と優しく聞かれていた気がする。正直、その頃の記憶は、あいまいだ。

先生と話すのも、泣きながら、絞りだすように、ポツリポツリと話すのが精一杯だった。

 

「絞り自分が正常なのか、異常なのかわからないんです」

こんな質問をしたのを覚えてる。この質問をする事自体、「異常」な状態だと今は、分かる。

先生は、

「正常な状態とは言えませんね」と優しく言った。

 

 

新版 うつ病をなおす (講談社現代新書)

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うつをコントロールする17の習慣

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